武者修行の本当の理由





武者修行の本当の理由

武者修行,理由

 

 

武者修行と聞くと、強い侍が対戦相手を求めてひたすら旅をしている風景や、道場破りが思い浮かびます。

 

 

しかしこれは後世のイメージ。

 

 

実際の目的は、

 

  • 自分の売り込み(求職活動)
  • 諜報(スパイ)

 

というものがほとんどでした。

 

 

日本初の武者修行第一号といわれているのは、中国地方の武士・山内源兵衛だったとの説もありますが、確かに彼が武者修行を始めた頃から、全国的に武者修行が増えていきました。

 

 

なぜならその背景には、応仁の乱があったのです。

 

 

応仁の乱以後、各地で戦乱が起こり、衰えた守護大名の家臣達が各地で浪人。

 

 

彼らは職を求め、各地を旅するようになってきました。

 

 

もし旅先で戦が起こればチャンス!

 

 

【陣借り】として軍に加わり、手柄を立てれば褒美ももらえ、もしかすると召し抱えてもらえたりするからです。

 

 

また彼らは、単に旅をするだけでなく、各地の地形や大名家のお家事情、家臣の様子、武器や兵糧の量などを調べながら旅をしていました。

 

 

これらは隣国や気になる相手国を研究するのに必要な情報だけに、これらの情報を提供するだけで、金銭を得る者も多かった様です。

 

 

つまり情報屋ですね。

 

 

しかしこれらの浪人は、家来を引き連れて歩いていたものも多かったので、各大名家では、結構な待遇だったのではないでしょうか?

 

 

そういえば明智光秀の前半生も、浪人みたいなもので、越前の朝倉家に仕えたりしていましたよね。

 

 

そう考えると、秀吉もそれに近いかも。

 

 

また大河ドラマ・風林火山で有名になった山本勘助も若い時に各地を周り、武術や築城術などを習得したといわれています。

 

 

地元にいてもどうしようもないので、各地で成功を目指す。

 

 

ある意味、戦国時代のドリーマーですね。

関連ページ

なぜ徳川家の菩提寺は増上寺と寛永寺2つあるの?
徳川家の菩提寺として有名な増上寺と寛永寺ですが、なぜ2つの菩提寺があるのか?そして各将軍の墓はどちらにあるのか?調べてみると意外な事実がありました。
これだけあった!現代使われている日本刀の用語
現代人の日常生活で日本刀にまつわる用語を調べてみました。すると意外にたくさんあったので、ここでどんな用語があるのかを記載してみたいと思います。
日本のクリスマスは戦国時代に始まった!
クリスマスといえば西洋から伝来した儀式ですが、日本でクリスマスが行われ始めたのは戦国時代だという説があります。いったい誰が?いつ?どこで?そんな疑問を調査してみました。
忍者はどのくらい跳ぶ事ができたのか?
俊敏なイメージの忍者ですが、では忍者はどのくらいの距離や高さを跳ぶ事ができたのか?そんな疑問について調べてみた記事です。
明智光秀は敵は本能寺にあり!ってホントに言ったの?
謎が多い戦国史の中でも特にミステリアスなのが本能寺の変です。本能寺を襲う時に明智光秀の定番のセリフ、『敵は本能寺にあり!』ですが、これはホントに言ったのか?調べてみると意外な事がわかりました。

ホーム RSS購読 サイトマップ