落城した時、城のお宝の命運を変えたの2人の武将





第21話 | 落城した時、城のお宝の命運を変えたの2人の武将

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戦国時代の城攻めで、もし落城してしまえば城主は自害か討死、そして家族や家臣達も後を追うのが普通でした。

 

 

城を逃げ出すケースもありましたが、たとえ落ち延びることができても、城内に蓄えたものは自分の手から離れてしまいます。

 

 

兵糧・武具・弾薬…戦に備えて蓄えられていたものは、敵の手に渡ってしまうんですね。

 

 

その中には、金銀財宝や城主秘蔵の(お宝)もありました。

 

 

しかしこれらの財宝は大将が独占したワケではなく、気に入ったものは自分のものにしても、残りは褒美として将兵に分け与えていました。

 

 

将兵にしても命を懸けて戦っているワケですから、こういった臨時収入があると次回も張り切るんですね。

 

 

しかし中には落城寸前、敵に渡したくないと(お宝)を自らの手で破壊する人もいました。

 

 

 

 

 

有名なのが松永弾正久秀。

 

 

天正五年(1577)。久秀が信長に謀反を起こして失敗し、居城の信貴山多聞山城に追い詰められます。

 

 

信長は久秀が持つ天下の名物【平蜘蛛の茶釜】を差し出せば、今回の謀反は許すと伝えましたが、久秀はこれを拒否。

 

 

渡すどころか織田軍から見える天守に上り、平蜘蛛の茶釜に火薬を入れ自爆しました。

 

 

 

 

 

 

そしてこのケ−スとは逆に(お宝)を敵に気前よく渡し、守った武将もいたのです。

 

 

その武将は明智光秀の家臣・明智秀満。

 

 

本能寺の変後の山崎の合戦で、坂本城を守る明智秀満の主君・明智光秀は討死してしまいます。

 

 

敵の羽柴軍が坂本城に迫り城を包囲しました。

 

 

当時、坂本城には光秀が集めた茶道具や刀等の(お宝)がたくさんありました。

 

 

光満はそれらを焼失させるには忍びないと、縄で縛って城から下ろし、羽柴軍に譲った後、自ら城に火をかけて自害してしまいます。

 

 

同じ落城といっても、城主によって城内の(お宝)の運命は変わってしまうんですね。

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