第17話 | これが不老長寿の食べ物だ!
今回のこのテーマ。不老長寿の食べ物。
いろんな食べ物が昔から伝わりますが、いったいどのようなものがあるのか?調べてみると、これだけありました。
- 人魚の肉
- 石蜜
- 酒泉
- ウスバサイシン
- 九孔のあわび
- 万年貝
う〜ん。なかなか聞かない名前ですよね。これらはいったいどういう食べ物なのか?順番に追ってみましょう。
人魚の肉
東洋・西洋に伝わる人魚。その正体は『ジュゴン』ではないかとの事ですが真相はいかに?ちなみに若狭国(現・福井県南部)の八百比丘尼(やおびくに)が人魚を食べて800歳まで生きたという伝説や、源義経の郎党・常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)という人が人魚の干物を食べ、数百年生きたと伝わります。
石蜜・酒泉
石蜜は石から湧き出た飴状の蜜。酒泉は地中から湧き出た酒で造られた泉です。岐阜県の養老の滝の水を病気の老父に飲ませて親孝行した息子の話や、石川県には木の洞に溜まった水を飲み、百年以上生きた男の話があります。
ウスバサイシン
戦国時代よりずっと以前、中国の秦の始皇帝が求めた不老長寿の植物がこれ。しかし違う名前で伝わってもいます。当時鳳来の島(日本のことか)にあるというこの植物を、除福という人に探させたという話が残ります。このウスバサイシン。今でも群生しており、解熱・鎮痛作用が確認されています。(不老長寿じゃないのか?)
九孔のあわび
あわびの貝殻にある吸水孔は普通4〜5ですが、これが九つあるといわれるあわび。
万年貝
文献によると法螺貝に似ているそうですが、ハッキリした形は分かっていません。
いかがでしたか?地方によっては、その土地特有の不老長寿の食べ物・飲み物が伝わっていますが、ほとんどが伝説の域を出ないものばかりです。
しかし中にはホントに効果があるものがあったりして…なんて考えたりもします。
あなたが住んでいる土地に不老長寿の食べ物・飲み物が伝わっているなら、是非教えて下さいね。
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