初カツオっていくらだったの?





第6話 | 初カツオっていくらだったの?

初鰹,いくら,江戸時代,相場,川柳

 

 

【目に青葉 山ほととぎす 初ガツオ】

 

 

今日は戦国時代というよりも、江戸時代のお話。

 

 

歌にもうたわれている様に、初夏の訪れをしらせる【初ガツオ】は、江戸時代にも人気でした。

 

 

しかし人気の高い旬のものは、値段も高いうのが当時の常識。

 

 

カツオも高かったんですね。

 

 

そこで江戸時代(といっても数百年間ありますが)いったい【初ガツオ】はいくらだったのか?

 

 

調べてみました。

 

 

 

 

 

 

まず江戸時代後期の十八世紀に、初ガツオ一尾の値段が【二両三分】という記録が残っています。

 

 

そして【二両三分】は、いったいどのくらいなのか?

 

 

【両・分】を現代の【円】に換算する方法はいくつかありますが、日本史の舞台裏【歴史の謎研究会】という資料にその結果が載っています。

 

 

それによると、当時の【二両三分】は現代では約¥16万との事。

 

 

かなりの値段ですよね。^^;

 

 

 

 

 

 

もちろん庶民が気軽に口に出来るものではなかったのですが、しかしなんとかして食べてみたいもの。入手方法も知恵を絞っていたんですね。

 

 

そこでこんな川柳もできました。

 

 

【女房を 質に入れても 初ガツオ】

 

 

なんかシャレにならない川柳です。^^;

 

 

あとカツオは(走りが早い)、つまり鮮度が落ちるのが早い魚で、こういったものは、すぐに値崩れし、庶民でも買うことができました。

 

 

しかし、【はずかしや 医者にカツオの 値が知れる】という句も残っています。

 

 

なんとか安くなったカツオを食べたのはよかったのですが、傷んでおり腹痛になった人の句ですね。

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